低金利の銀行系
消費者金融業界にはさまざまな業者が参入しています。なかでも注目したいのは銀行系の消費者金融業者です。銀行系業者は専業に比べて金利が低いため、消費者金融の利用者としてはありがたい存在です。専業大手の金利が25〜29%程度なのに対して、銀行系業者の金利の多くは20%未満となっています。また、高額融資にも対応してくれますから、複数の借り入れを一本化する際にも最適といえます。ただし金利が低い分、与信審査はきびしい傾向にあり、融資対象は専業大手よりも狭くなっています。
なお、銀行には個人に対する小口融資のノウハウがないため、専業大手と提携して業務展開することが多くなっています。また、コストを抑えるためか、支店を設けないというのも専業大手業者との大きな違いといえるでしょう。
銀行系の業者というと安心感があり、「サラ金」という言葉に代表されるようなネガティブなイメージを感じないというのも特徴といえるでしょう。
専業と銀行系の中間的存在の信販系
消費者金融業者のなかには、専業、銀行系のほか、信販系業者もあります。信販系業者の金利は、専業よりも若干低いところが多くなっています。ただし、専業と銀行系では明らかな差がありますが、信販系と専業ではそれほど大きな差がありません。
なお、現在は、銀行系、信販系に限らずさまざまな業者が消費者金融業界に参入しています。業界ごとにそれぞれある程度の特徴はあるものの、基本的な利用方法や使い勝手は大きく変わりません。
したがって利用を検討している人は、金利に大きな差がある銀行系業者以外は、業界を比較するよりも業者ごとに比較したほうがいいでしょう。
業界内は群雄割拠
現在、消費者金融業者の数は1万社以上ともいわれています。前述した通り、他業界から参入する業者も少なくありません。専業大手が右肩上がりに成長を続けてきたことからも分かる通り、消費者金融というのは業者にとって非常に魅力的な市場なのです。
法改正によって規制が厳しくなるため、他業界からの参入はしばらく減少すると思われますが、業界内の競争はさらに激化するでしょう。金利が引き下げられ、そのほかにもさまざまな規制が加わります。法改正が業者に与える影響は非常に大きく、すでに撤退した業者も少なくありません。
業者は生き残りのためにさまざまな手段を講じるでしょう。サービスが悪く、利用者を獲得できない業者は淘汰されていくでしょう。法改正も見据えた業者の対応策としては、コスト削減がメインになると思いますが、サービスの向上も期待したいところです。





