月々の利息は比較的簡単に計算できますが、1年間の利用となると、月々の返済額との兼ね合いもあり、複雑な計算が必要になります。ここでは1年間利用した場合にどれくらいの利息が発生するのかを、利用金額別に見ていきましょう。
12万円借りた場合
まず、分かりやすいように12万円を借りて、毎月、元金1万円と利息分を返済していくと仮定して計算してみましょう。なお、便宜上、1ヶ月=30日とします。
この場合、金利が29.2%だとすると、1ヶ月目の利息は、120000×0.292÷365×30で、2880円となります。
2ヶ月目の利息は110000×0.292÷365×30で、2640円。
3ヶ月目の返済は、100000×0.292÷365×30で、2400円となります。
4ヶ月目の利用残高は9万円。利息は90000×0.292÷365×30で2160円です。
同じように計算していくと、5ヶ月目には残高は8万円になっており、利息は1920円、
6ヶ月目は残高7万円の利息1680円、
7ヶ月目は残高6万円、利息1440円…となり、12ヶ月目に完済となります。
10ヶ月分の利息を合計すると1万8720円です。
ちなみに、元金の減少を考慮せずに計算すると、120000×0.292÷365×365で、3万5040円となります。およそ2倍近くの差が出てしまいますから、長期の返済計画を立てる場合は、元金の減りを考慮して計算しないとあまり意味がありませんね。
借入が半額になると…
では、次は借入額と返済額をともに半額にして計算してみましょう。
借入額は6万円、月々の元金に対する返済額は5000円です。
1ヶ月目の利息は、60000×0.292÷365×30で、1440円です。
2ヶ月目の利息は、55000×0.292÷365×30で1320円。
同じようにして、3ヶ月目は1200円、
4ヶ月目は1080円…となっていきます。
月々の利息を合計すると、9360円です。
考えてみれば当然のことですが、利用期間が同じ場合、利用額が半額になれば、利息も半額になるということが分かります。
借り入れ期間が半年の場合
では次に、借り入れ期間を半分に設定して計算してみましょう。
12万円を借り入れ、月々2万円と利息分を返済していきます。
この場合、1ヶ月目の利息は120000×0.292÷365×30で、2880円となります。
2ヶ月目は100000×0.292÷365×30で2400円。
同様にして3ヶ月目は1920円、4ヶ月目は1440円…となり、6ヶ月目で完済となります。
月々の利息を合計すると、1万80円です。1年間かけて返済した場合と比べると、8640円の差がありますが、覚えておきたいのは、利用期間が半分になったからといって、利息も半額になるわけではないということです。勘違いしやすいので、気をつけてください。





